Ken,s Room

真理の進展(年表)

 年代順を追ってみると、次のようなマスターたちが、人類の意識の向上に従って、遣わされてきたと思われる。これらの年表を見ると、徐々に高度な真理の知識が人間に与えられ、やがて世界に広がっている事がうかがえる。
年 代
マスター
概 要
BC 500〜600年頃 釈迦(ブッタ) 宗教的、真理を追究する者、神秘家として釈迦が生まれる。中東地域。イエス(神)が500年後に生まれると予言。
紀元前 460年頃 ソクラテス 真理を系統的に探究する哲学者の登場する。ギリシャ地域。
プラトン   アリストテレス
BC 2年 イエス・キリスト 釈迦の予言通り、(イエス・キリスト)
が人間として地上に誕生。短期間に
真理を言葉と行動、奇跡、態度で教
え、弟子たちも訓練する。
1680年頃 エマーヌエル・スヴェーデンボーリ 非常に高い霊能と高次元の世界を紹介する。幽体離脱をする。
1730年頃 フランツ・アントン・メスメル 医師とし医学的観点、心理学の観点から、霊的な研究をする。磁気、波動、オーラ、催眠療法などの先駆者。
1820年頃 アルフレッド・ラッセル・ウォレス ダーウィンに先立ち、進化論を唱えたが、霊的な存在の関与を信じて、動物的進化論を否定している。心霊学を優先した科学者
アンドリュー・ジャクソン・デービス 霊視能力、霊界からの通信。霊の世界の広範な範囲を紹介している。
ダニエル・ダングラス・ホーム 強い霊能力を発揮した。非常に多くの超能力的現象を見せる。特に空中浮遊、物質化など多彩な能力を発揮していた。
1840年
 〜1860年
  頃
ハイズビル事件 フォックス家のオカルト的現象が世界の霊的な研究の導火線となる。
フローレンス・クック 霊的な人を物質化させて、研究者の調査に応じた、世界初の強力な霊媒者。科学者クルックスが調査し、クルックスは神秘家となる。「ケイティー・キング」と名乗る霊は有名。
アラン・カーデック 心霊学研究者として霊媒からの音信を伝える。「霊の書」を初め、貴重な真理の情報を発展させた。
パイパー婦人 様々な霊能を発揮した女性霊媒。千里眼、テレパシー、透視、霊言など積極的に科学者の実験に協力。多くの科学者がスピリチュアリストに転向した。インぺレーターの音信。
カール・ウィックランド 米国精神科医。霊媒を通して精神病の治療に多数の成功例。スピリチュアル・カウンセリングという方法で霊の存在を世に示す。
1870年
1890年〜 頃
ウィリアム・ステイントン・モーゼス 教会の牧師だったが、霊能が発現し、自動書記で霊界通信が送られる。「インペレーターの霊訓」をはじめ高度な真理の通信の記録がされる。
黒住経、天理教、大本などの教団 日本に霊能者による教団が軒並みできる。霊の世界からの通信が教祖をとおして日本に強力に宣伝される。
福来友吉御船千鶴子長尾郁子 日本の研究者、福来友吉などが、東大などで研究される。
マードウ・マクドナルド・ベイン 医師が、ヨガやチベット旅行など実地研究。霊界通信『心身の神癒』は有名。
ウィリアム・トーマス・ステッド 英国の現代ジャーナリズムの基礎を作った人。タイタニックの犠牲者。霊媒パイバー夫人を通して通信を送ってきた。「タイタニック沈没から始まった永遠の旅」として発表。
1900年〜

 1930年
ダスカロス 神秘家、超能力者、強力な霊能者、幽体離脱、ヒーラーの第一人者、真理の体系的な教師として登場。非常にシステム化された真理の体系をもって教えた。
J・S・M・ワード 霊界通信、霊界探訪報告。幽体離脱して霊界を見てきたことの記録。「死後の世界」の著者。
浅野和三郎 日本の著名な心霊研究者。多数の著書あり。福来 友吉、小熊 虎之助なども登場する。
アーサー・コナン・ドイル 作家だが、スピリチュアルであり、研究者である。世界を旅行してスピリチュアルを宣伝した。
G.V. オーエン 牧師。、霊界通信 「ベールの彼方の生活」〈全4巻〉は名著。
グレース・クック 女性霊媒。ホワイトイーグルと名乗る霊からの通信「ホワイト・イーグル霊言」の著書多数。
シルバー・バーチ 霊媒バーバネルを通して、高い霊界から「シルバーバーチ」という霊がメッセージを伝えた。内容が優れていることで有名。
ジェラルディーン・カミンズ 「マイヤーズ通信」などの自動書記の霊媒。「イエスの少年時代」などの著書は有名。
ハリー・エドワーズ スピリチュアル・ヒーラー
1940年〜
 2000年
研究者
超常現象
世界的な真理の探究者グループ
スピリチュアリムのより正確な真理を精査する研究者が多数世界に登場
また超常現象が多発し、注目を集める。ダスカロスや真理の探究者のグループが世界に数えきれないほど誕生。

真理探究の姿勢

  • 神の多重性の大きさを認める。(人間の理解の限界を超えているが、追及は重要)
  • 自分自身の経験や意識レベルによる認識や理解度を深める。
  • 表現方法や言葉の限界にとらわれない。(霊的思考と視覚で理解する)
  • 宗教観やおかれている環境の違いを認め、言葉にこだわらず、本質を見る。
  理想的な観察者は、いろんな方角から観察し、上り、詳細に観察し、長年実地の経験を通して十分に調査し、まとめられたものは、重視すべきである。

A級資料

 自らが霊能力と十分な知識や理解をもって、教えを含んでいるもの。霊能の事実、その仕組み、真理の体系を持っている方々の書。人間、霊人、霊からの通信など。
  • ダスカロスの著書
  • ダスカロスの弟子たちのの書籍
  • シルバーバーチ資料
  • ベールの彼方の生活 (G.V. オーエン)
  • インペレーターの霊訓 (W.ステイントン モーゼス)
  • ジェラルディン カミンズ による通信 (永遠の大道、個人的存在の彼方など)
  • ホワイト・イーグル からの通信
  • アラン・カルデック による通信 (霊の書など)
  • エステル・ロバーツ による通信 (レット・クラウド)
  • イマヌエル・スエデンボルグ (霊界通信など)
 (日本の資料)
  • 浅野 和三郎 (小桜姫、新樹の物語、翻訳書) 審神者
  • 脇 長生 ( スピリチュアルな生き方原典) 霊能者、ヒーラー
  • 近藤 千雄 (研究者としての書籍) 第一級の研究者、翻訳家

B級資料

 霊からの通信、チャネリングなどによる高次元からの通信で、内容的に信頼性が高いもの。教え、霊能を持つもの。
  • F.C. スカルソープ (私の霊界紀行  )
  • J・S・M・ワード (死後の世界)
  • M・マグドナルド・ベイン (心身の神癒) 難解
  • アンドリュー・ジャクソン・デイヴィス (自然の原理) 難解

C級資料

 霊的な教えの初期のもの、体系がまだ十分でないが、内容的に信頼できるもの。霊能者に十分な知識がないものの、霊能を発揮している事実の報告。本人は高い教えができないが、経路としてもらいられた人など。貴重な資料。
  • 山村幸夫 (日本、ヒーラー、与え尽くしの愛など)
  • アンソニー ボージャ (「あの世」からの現地報告)
  • モーリス・H. テスター (背後霊の不思議など)
  • ウィリアム・ステッド (タイタニック沈没から始まった永遠の旅 など)
  • ハリー ・エドワーズ (霊的治療の解明 など)
  • カール・A. ウィックランド ( 迷える霊(スピリット)との対話 など)
  • エドガー・ケイシー (ヒーラー)
  • アルフレッド・R・ウォーレス
  • 高橋 信次

D級資料

 自らは霊能も明確な体験もないが、真理の探究に強い関心をもち、研究をし、まとめた資料を残した。また、他の人の現象を報告しているなど。内容的に信頼できるが、異論もあるもの。それでも、真理の探究者として参照できる資料。
  • アーサー・コナン ドイル 
  • アーネスト トンプソン
  • サー・ウィリアム・クルックス
  • デボラ ブラム
  • E.L. ガードナー